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唐辛子の辛さのピークは?

今年で7年目になりますが、

毎年、新宿区内の小学校で4年生の総合学習を

テーマ「内藤とうがらし」で

歴史、栽培、食育、加工品づくり、お守りづくり、

更に地域のお祭りなどで子どもの作品展示など

一年を通じて学習支援しています。

4年生の子供に「唐辛子とは?」と聞くと「辛い!赤!」と返事がくる。

子どもたちは「辛い」ことに興味があります。

※そこで青唐辛子と赤唐辛子どちらが辛いか?

※唐辛子のどの部分が一番辛いか? 先端、真ん中あたり、ヘタのところか?

※唐辛子を二つに切って辛さの発信源は? 種、白い綿の胎座、赤い皮どれ?

クイズや実際体験してみたり、辛くて大騒ぎになったり大変な授業です。

唐辛子の辛さのピークはいつ頃?

一般的に唐辛子は花が咲いてから約30日前後に小さい緑の実をつけます。

2週間ぐらいで青唐辛子となり収穫します。

実はこの時にはもう辛さはピークになっています。

あとは成熟し色が橙色から赤になり成熟の赤唐辛子になります。

辛さの発信源の胎座からは辛味成分が気化状態で

一番近くに付いている種に辛味がうつり、やがて辛味成分の気化状態は

実のすべてに付着、全てが辛くなります。

辛さは青唐辛子の時はシャープな青臭い辛さです。

赤唐辛子は成熟した広がりを感じる辛さです。

更に乾燥唐辛子はまろやかな深みのある辛さになります。

私は料理ごとにこの辛さの特徴を活かした使い方をしています。

是非唐辛子の成長ごとの辛みを料理に活用ください。

メルマガ 唐辛子・タネ爺の独り言 引用

https://www.mag2.com/m/0001691156.htm

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