お勧め内藤とうがらし料理~ピリ辛美肌スープ~
油に漬けて色を出したり、粉にして麺類のお供に、細切りにして飾りとしても美しい。
唐辛子を使うと言えば、韓国を忘れてはいけません。
今回の一品はこちら、
【内藤とうがらしプゴク‐干しダラのスープ‐】
内藤トウガラシは他の食材と合わせることで、お互いの旨味を引き立てる効果があります。
今回は乾燥タラの旨味を、内藤とうがらしで引き出します。
ちなみにプゴクとは干しダラのスープの事で、韓国の家庭料理です。
調理手順
まずは乾燥タラ30~40グラムを水に浸し、水をしぼり置いておきます。
唐辛子を1本収穫し、縦に切れ目を入れてそこから種を抜き、1本を4等分に切ります。
葱は緑の所を縦に細切り、ニンニク一片をみじん切り、大根は色紙切りです。
乾燥タラにニンニクとごま油小さじ1、塩コショウ少々を混ぜ合わせ、大根を加えお鍋で2分程度炒めます。
水650㏄にスープの素を大さじ1程度加えます。
韓国の牛肉系出汁のダシダがあると本格的な味になりますが、鶏がらスープや、中華だしの素でも大丈夫です。
スープを加えたら1度沸騰させ、沸騰したら弱火で15分程度煮込みます。
卵を1個といておき、煮込まれるのを待ちます。
煮込まれたら葱と唐辛子を加え強火に。
この時点で味を見て、足らなければ塩を加えます。
沸騰したらすぐに火を止めて、溶き卵を低い高さで細く、鍋の中に円を描くように垂らします。
ふたを閉めて30秒程度まち、軽くかき混ぜたら完成。
干しタラからでた出汁と、牛肉スープの味が絡まり、内藤トウガラシの旨味が口中に広がります。
一口、また一口と止まらなくなるスープです。
唐辛子が入っているのでピリ辛ですが、スープ自体はとてもやさしい味で、他の料理との相性がとてもよく、何に合わせても邪魔しないと思います。
特に、内藤とうがらしで作る事で、ピリッとした旨味と、すっと消えていくキレの良さが、このスープにベストマッチ。
二日酔いの朝だったり、美容健康にも良いスープ。
夏場は葉っぱのほろ苦さを、秋は唐辛子の辛さを、冬は唐辛子の旨みを。
自分で育てることで、唐辛子の美味しさを余すことなく楽しむことが出来ます。
そろそろ苗の植え付けの時期が迫ってまいりました。
今年はぜひ、ベランダやお庭で内藤とうがらし栽培をお勧めします。