2020.09.23
内藤とうがらし
お勧め内藤とうがらし料理~葉唐辛子の天麩羅~
油に漬けて色を出したり、粉にして麺類のお供に、細切りにして飾りとしても美しい。
万能な実ばかりが注目される唐辛子ですが、じつは葉っぱも美味しくいただけます。
唐辛子に栄養を集めるため、唐辛子に光が良く当たるようにするため、伸びすぎたのを間引いた葉っぱ、捨てておりませんか?
もし100g程度収穫が出来たなら、苦味が嫌いでないのなら、是非試していただきたい逸品があります。
本日の一品はこちら、
【葉唐辛子の天麩羅】
まずは出来る限り大きく、柔らかい葉っぱを収穫します。
良く水洗いし、茎の部分はお好みで取ります。
柔らかく緑が薄い葉っぱを一枚食べます。
驚くほど、苦いです。
形を整えながら打ち粉をします。
(難しく考えず、ある程度の枚数を一まとめにします)
てんぷら粉を冷水で作ります。
(料理酒を大さじ2~3程度入れると、仕上がりがサクサクになります)
菜箸を入れて、細かい泡が出てくる程度油を熱し、20秒ほど揚げていきます。
(葉っぱは薄いので、油は少なめで、温度は180℃程度です)
完成です。
パリパリの衣と、ほろ苦い風味、塩を一つまみふりかけ、手元にはキンキンに冷えたビールを。
来年も唐辛子を育てたくなること請負。
加熱前と過熱後の味の変化にも注目、食材の面白さ、料理が楽しくなること間違いなしです。