お勧め内藤とうがらし料理~麻婆茄子~
油に漬けて色を出したり、粉にして麺類のお供に、細切りにして飾りとしても美しい。
中国4千年の歴史が、内藤唐辛子の辛さと美味しさを、最大限に生かします。
本日の一品はこちら、
【内藤唐辛子のマーボーナス】
辛くて旨いと言えば、麻婆ナスは外せません。
今回は内藤唐辛子の旨みを、同じ野菜であるナスに閉じ込めます。
内藤唐辛子の旨みは、白米で食べる料理との相性が抜群。
調理手順
まずは唐辛子を1本収穫し、種を抜き輪切りにします。
葱1本の白い部分、半分をみじん切り、半分を細切りにします。
ニンニク一片、しょうが1片もみじん切りに。
ナス(2本)は8等分のくし切りに、ピーマン(2個)は縦に細切りにします。
ナスは放置しておくと変色するので、切ったらすぐに調理すること。
ナスの皮はきちんと火を入れないと硬いので、1cmくらいの油で揚げ焼きにします。揚げ焼きにすることでアクも抜けます。
コツは高温で揚げてよく油を切ること。
大さじ1杯のごま油でニンニクとショウガ、内藤唐辛子を炒めます。
薬味の風味をしっかりと油に移すのが美味しさのコツです。
豚ひき肉(200g)を加えてしっかりと炒めます。
炒まったら、事前に合わせておいた調味料を入れます。
合わせ調味料
甜麺醤 大さじ1
豆板醤 大さじ1
豆鼓醤 小さじ1(無ければ豆板醤と甜麺醤で調整)
醤油 小さじ2
砂糖 小さじ1
ガラスープ 小さじ1
水 250cc
片栗粉 小さじ1
(底に砂糖等が残らないようによく混ぜておくこと)
軽く混ぜながらグツグツ炒めて行くと、片栗粉のチカラでとろみがついてきます。
しっかりととろみが付いたら、ナス・葱・ピーマンを加え、なべ肌にゴマ油をたらし強火で手早くあえていきます。
(ピーマンの食感を残したいので、合わせ終わったら火を止める)
器に盛り付け、細切りの葱を散らして完成です。
細切りの唐辛子があるとより素敵に仕上がります。
しっかりと内藤唐辛子の旨みを吸ったナスは、美味しさの塊です。
口に含んだときの幸せは、文字では伝えられません。
お代わりの分も白米を炊いておくことをお勧めします。
夏場は葉っぱのほろ苦さを、秋は唐辛子の辛さを、冬は唐辛子の旨みを。
自分で育てることで、唐辛子の美味しさを余すことなく楽しむことが出来ます。
今年はぜひ、ベランダやお庭で内藤とうがらし栽培をお勧めします。