2021.01.11
内藤とうがらし
内藤とうがらし – 未来に残したい味 –
2020年9月、内藤とうがらしがスローフード 味の箱船に認定されました。
スローフードとは、私たちの食とそれを取り巻くシステムをより良いものにするための世界的な草の根運動です。郷土に根付いた農産物や文化を失うことを始め、ファストライフ・ファストフードの台頭、食への関心の薄れを憂い、1989 年にイタリアで始まり、現在160カ国以上に広まっており、国際組織でもあります。
味の箱舟とは、各地方の伝統的かつ固有な在来品種や加工食品、伝統漁法による魚介類などの、このままでは消えてしまうかもしれない、小さな生産者による希少な食材を世界共通のガイドラインで選定し、様々な支援策によって、その生産や消費を守り、地域における食の多様性を守ろうという取り組みです。現在日本には、北海道から沖縄まで全国各地に50もの味の箱船が登録されています。 地方に眠ったその土地ならではの顔つきを持った食とそれを取り巻く環境を守ろうと、その登録数は少しずつ増えていっています。
■スローフード日本 味の箱舟
https://slowfood-nippon.jp/naito-pepper/